みなさん、こんにちは!
かなたです!
今回は京都の名銭湯「五香湯」に行ってきました!
京都の風情ある街並みに溶け込みながらも、その内部には銭湯の常識を覆すほどの充実した設備を持つ「五香湯」。1934年(昭和9年)創業という長い歴史を持つこの施設は、単なる地域の銭湯としてだけでなく、全国のサウナーからも注目を集める存在となっています。
銭湯とは思えない2階建て構造
五香湯の最大の特徴は、そのユニークな2階建ての構造です。1階には様々な種類のお風呂が、そして2階にはサウナや水風呂、露天風呂が配置されています。初めて訪れる人は、その広さと設備の豊富さに驚かされることでしょう。
1階の浴室には、電気風呂やジェットバス、ミルキーバス、さらに週替わりの薬湯など、バラエティ豊かな浴槽が並びます。特に、薪で沸かされたお湯は、肌触りが柔らかく、体の芯から温まる感覚を味わえます。また、浴槽が細かく仕切られているため、他の利用者を気にすることなく、ゆっくりと湯に浸かることができます。
趣の異なる2つのサウナと、極上の水風呂
2階に上がると、サウナーにとっての楽園が広がっています。五香湯には、二つの異なる顔を持つサウナ室があります。まず、手前の「クラシックサウナ」は、約85℃とマイルドな温度で、じっくりと汗を流すのに適しています。
そして、その奥にある扉を開けると、そこにはもう一つの「高温サウナ」が。こちらは約110℃という高音設定で、熱を全身に浴びて一気に発汗を促します。二つのサウナを使い分けることで、その日の気分や体調に合わせたサウナ体験が可能です。
サウナで十分に温まった後は、すぐ目の前にある水風呂へ。五香湯の水風呂は、地下から汲み上げられた天然の硬水を使用しており、硬質な冷たさがありながらも、不思議と柔らかい肌触りを感じられます。水温は約18℃と程よく、長く入っていられる心地よさがあります。また、上部から流れ落ちる「打たせ水」も、クールダウンをさらに快適にしてくれます。
ととのいを深める外気浴と、付加価値の高いサービス
水風呂の後は、2階の露天スペースへ。ここは屋根が開け放たれており、外の新鮮な空気を浴びながら、開放感のある外気浴を楽しむことができます。窓から吹き込む風が、体の表面を優しく冷まし、究極の「ととのい」へと導いてくれます。
さらに、五香湯はサウナや風呂だけでなく、岩盤浴(有料)や広々としたロビー、飲食スペースなど、付加価値の高いサービスも充実しています。地元の人々はもちろん、観光客やサウナ愛好家にも愛される五香湯。その歴史と革新が融合した空間で、心身ともに満たされる特別な時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。